2011年03月

日本人であること

まずはじめに、今回の大地震で被災された方へお見舞い申し上げると共に、
ご家族やご友人を亡くされた方に心よりお悔やみ申し上げます。

こちらのニュースでも、新聞でも、目を覆うばかりの災害の様子が、一面に
報道されています。引き続く余震に加え、原子力発電所の問題や、これから
3日以内に起こるかもしれない更なる大地震の懸念等、新たな情報が出てくる度に、
不安と、無力感がつのります。

そんな中、私が個人的に引っかかったのが、仙台空港内から撮られた映像。
道路が川のようになって、人が乗った車が流されていく、悲惨なもの。
その音声には周りの人達の会話も含まれていたのですが、その中ではっきりと、

「あーカメラ持ってくればよかったなー。」

という声が聞こえたのは、私だけでしょうか?

こんな状況で、そんな呑気なことを言えるのが、理解不可能なのと同時に、
その人をぶんなぐってやりたい衝動にかられましたが、ふと冷静に
考えてみたら、被災地からかけ離れた異国の地で、何事もなく暮らしてる
自分に、そんな風に責める資格なんてないことに気がつきました。

私だって、「デジイチ貯金」をこつこつ貯めるくらい、カメラ好きのくせに。

そもそもこうやって撮ってくれている人達がいるから、私も現地の様子がわかるのであって・・・。

何年離れていても、日本が故郷であることには変わりないから。
たとえこの震災で、私自身の家族や友人を亡くしたりしていなくても、
やっぱり私の日本人である部分が、痛い。

遠くに住む私に出来ることは何かといったら、色々考えてもやっぱり
寄付くらいだ。このデジイチ貯金を、私の物欲を満たすことじゃなくて、
人の役に立てたほうがずっといい。

ただ、庶民の私にとっては、汗水垂らして稼いだお金だし、手放すのには
やっぱり勇気が要ります。出来れば、ただ著名団体に寄付するのではなく、
実際に被災地で救助活動される、信頼出来る個人の方に託したいと思います。
それなら、どこかのお偉いさんのポケットに入ることは絶対にないから。

私のバイト先でも、今年はチャリティー活動をすることになっていて、
ちょうど、その寄付先を決めているところなので、頑張って皆を説得してみます。
ていうか、嫌とは言わせません。必要あらば、泣き落としで。

負けるな日本。私も負けないから。

モデルデビュー

実は私、1ヶ月前にファッション雑誌のモデルとしてデビューしました。

makeover_studio_m.jpg

・・・なんて言うのは大嘘で、このブログを通じて知り合った、アバディーンで
ヘアとメイクの勉強をされている、Okappaさんのポートフォリオのモデルをさせて
頂いたんです。

日本にいらっしゃる時には既にプロとして働かれていたので、腕も一流!
Okappaさんの匠の技で、ほんと雑誌のモデルさんみたいに、別人のごとく
キレイに仕上げて下さいました。べつに写真を丸々載せても私本人とは
分からないくらいの変貌っぷりなのですが、念のため、顔半分だけの掲載で
大体の雰囲気をつかんで頂こうかと!

Okappaさん曰く、アバディーンカレッジでは、なかなかモデルを引き受けて
くれる人がいなくて困っている学生さんが、とても多いそうです。

そういう訳で、この記事を読んで下さった方の中で、もしモデルをやってみたい
なんて思われた方は、是非ご連絡下さい。私自身、とても良い記念になったので、
おすすめです!

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霜の羽が降る日に

大雪が続き、悲惨だった去年の暮れとは対照的に、今年に入ってからは、
比較的穏やかな日が続いています。

frosty_window.jpg

それでもまだ、時々冷え込むこともあり、こんなかんじで、私の仕事部屋にある天窓に
霜が張り付く日もあります。なぜかキレイな羽模様になっている、自然の不思議。

3月2日、そんな霜降る寒い日に、友人フォーブスのお母さんが、亡くなられました。

骨折がきっかけで病院に入院し、なかなかそれが完治しないどころか、どんどん悪化
していくことから、これはおかしいということで、色々検査をした結果、体中が癌に
おかされていることが判明。それからは、あっという間だったそうです。

私の祖母の時の状況と、少しかぶるような、あまりに突然の死。

そしてその2日後の今朝に執り行われた彼女のお葬式で、いつもふざけてばっかりの
ゴキゲン野郎なフォーブスは、取り乱すことなく、気丈に振舞っていたけれど、

彼の目は、

赤くて、

赤くて、

悲しみでいっぱいなのが、痛いくらい伝わってきて、

私も泣いた。

彼のお母さんには、前に会ったことなんてないのに、何故涙が出るのか、
自分でもわからなかったけど。

司会者の方により、生前彼女がどんな人であったかについて、彼女の昔の
失敗談などを織り交ぜた、ユーモアに富んだスピーチがされるなど、
この息子にしてこの母だなと思わせる、いいお葬式でした。

よく考えると、この国に7年近く住んで、お葬式に参列するのは今回が
初めてでしたが、人の死が悲しいのは、どこでも同じ。

ただ、皮肉なことに、今回のお葬式が、最近すっかり疎遠になっていた、
フォーブスからみの友人達と再会するきっかけになったりして、悪いこと
ばかりではありませんでした。

生きてると、悲しいことがあるけど、嬉しいこともいっぱいあるから、
これからも前向きに進んで行こうと、そう思いました。

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